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COLUMN#122022.06.10

インバウンド業界とは?やりがいや求められる人材の特徴について解説

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インバウンド業界とは?やりがいや求められる人材の特徴について解説

2022.06.10

インバウンド(inbound)という言葉は、「入ってくる」という意味を持つ英語ですが、日本でいうインバウンド業界は、日本を訪れる外国人向けのビジネスやそれに付随するビジネスのことを指しています。

インバウンド業界は今日本にとって欠かせない業界ですが、具体的にはどんな職種や役割があるのでしょうか。

 

この記事ではインバウンド業界の概要や、インバウンド業界で働くやりがい・メリット、インバウンド業界で役立つ資格などを紹介します。

インバウンド業界とは

インバウンド業界とは、日本を訪れる外国人を相手にするビジネスをしている業界のことです。

ここ数年インバウンドはメディアでも大きく取り上げられることが増え、多くの人はホテルや航空会社、旅行関連会社などの宿泊業や旅行業をイメージするかもしれません。もちろんこれらもインバウンド業界に含まれるのですが、それ以外にも全国各地にある観光案内所や、観光客向けの小売店、飲食店、バスや電車などの交通機関もインバウンド業界に含まれます。

 

また、外国人向けのプロモーションをするメディア関連、アプリ開発関連、Wi-Fiなどの通信インフラ関連、外国人のニーズを分析するマーケティング職やコンサル業など、直接的には外国人と関わりがないような職種も、インバウンド業界に含まれることがあります。

 

新型コロナウイルスが蔓延する前まで、日本のインバウンド需要は急速なペースで伸びていました。訪日外国人による消費が活性化することで、停滞している日本経済を活性化させようと、国の成長戦略の柱となってきた業界です。

 

コロナ禍の影響で現在、インバウンド需要は落ち込んでいますが、コロナ禍前のように海外旅行が当たり前の世の中になれば、日本のインバウンド需要は再び高まると予測されています。コロナ禍後は再び日本の経済を支える重要な業界として、インバウンド業界は成長していくと考えられています。

インバウンド業界のやりがい

 

日本の経済になくてはならないものとなったインバウンド業界。インバウンド業界で働くと、どのようなやりがいが得られるのでしょうか。

文化や価値観の違いを超えたビジネスができる

まず一つ目は、日本にいながら他の国の文化や価値観を踏まえたビジネスが展開できることです。日本は世界各国から旅行先として人気が高く、よいイメージを持たれており、製品などの品質の信頼も熱い国です。

しかし、外国人を対象としたビジネスをするうえでは、日本の良さを残しながらも、海外の文化や価値観に合わせていく必要があります。インバウンド業界に携わることで、異なる文化や価値観を理解することの重要さを理解し、広い視野で物事が見られるようになるでしょう。

日本の魅力を発信できる

自分の国の魅力を世界各国に伝えていくアンバサダーのような感覚で、仕事をすることができるのもインバウンド業界のやりがいです。日本の文化に興味を持っている外国人は多いですが、まだまだ世界には知られていない日本の文化はたくさんあります。

 

また、食品サンプルのように、日本人にとって当たり前のものが外国人から爆発的な人気を得ることも少なくありません。インバウンド業界に携わっていれば、日本の魅力を世界に発信する一役を担えますし、ビジネスをきっかけにビジネスをきっかけに自分がまだ気づいていない日本の魅力こともあります。

インバウンド業界で働くメリット

 

インバウンド業界で働くと、どんなメリットが得られるのでしょうか。職種によっても異なりますが、代表的なメリットを紹介します。

新しい挑戦がしやすい環境

急速に拡大したインバウンド業界ですが、まだまだ新しい業界です。実験的な取り組みを行っている業界も多く、外国人のニーズを満たすために、新しい挑戦に前向きな企業も多くあります。その仕事での経験が浅くても、アイディアを採用してもらえるチャンスや、チームのメンバーとして活躍できる機会が豊富にあるでしょう。

外国語を活かして仕事ができる

 

インバウンド業界にとって欠かせないのが外国語です。外国語を得意としている人は、インバウンド業界が欲しがる人材ですから、得意な言語を活かして仕事ができます。仕事によっては直接訪日外国人と関わる機会もありますから、グローバルな働き方ができるでしょう。

趣味を仕事にできることもある

日本の文化に興味を持っている外国人は多いです。例えば、着物の着付けや、茶道、書道、華道、折り紙などもそうですし、新しい文化で言えばアニメも人気があります。外国人が興味を持つ日本の文化を趣味にしている人は、それを活かした仕事に就ける可能性も高いです。

インバウンド業界で求められる人材

 

インバウンド業界で求められる人材の特徴を紹介します。ご自身が当てはまっているかチェックしてみましょう。

コミュニケーション能力がある

日本を訪れる外国人と接する機会が多いインバウンド業界では、コミュニケーション能力は欠かせないスキルです。人と関わることが好きな人、相手の話をしっかり聞ける人は、インバウンド業界に求められる人材といえるでしょう。

おもてなしの精神がある

外国人が日本を訪れたときに「素晴らしい」と感じるものの一つが、日本の高い接客スキルです。世界的に見ても、日本ほど「相手に喜んでもらいたい」という気持ちを持って接客ができる国はそれほど多くないでしょう。

固定概念に囚われない

インバウンド業界では、これまでの日本ではあり得なかったものが成功することもあります。日本で生活しているとどうしても日本の固定概念に囚われがちですが、柔軟な発想でアイディアやビジネスチャンスを生み出せる人は、インバウンド業界に求められる人材です。

外国語が得意

業務内容によってレベルは異なりますが、外国語が得意な人も、インバウンド業界が欲しがる人材です。英語や中国語のように話者が多い外国語だけでなく、どんな外国語でも習得していれば武器になる可能性があります。

異文化への理解ができる

日本人が驚いてしまうような文化や習慣を持った国籍・人種の人たちもいます。その文化を否定することなく受け入れられる理解力は、インバウンド業界に携わる人材に欠かせません。また、異なる文化を学ぶ姿勢も重要です。文化や習慣を理解していなければ、大きなトラブルに発展してしまうこともあります。

インバウンド業界で役立つスキルや資格

 

インバウンド業界への就職・転職を考えているなら、役立つスキルや資格を身につけましょう。おすすめのスキルや資格を紹介します。

語学とそれに関する資格

どんな語学でも構いませんが、需要が高いのは英語や中国語、韓国語などです。語学が得意ではないという方は、これをきっかけに語学の勉強を始めてみるとよいでしょう。

また英語なら英検やTOEICのように、その語学に関する資格を取得しておくと、就職活動・転職活動の際にアピールできます。

旅行地理検定

観光情報や、その土地の地理などの知識を有することを証明する資格です。国内地理と海外地理の2種類がありますが、インバウンド業界で働くなら、国内地理を取得するとよいでしょう。資格を取得することで観光地や地理に詳しくなるので、外国人旅行者の対応に役立ちます。

インバウンドツアーガイド講座

この講座はアジアインバウンド観光振興会(AISO)が認定をおこなっているもので、日本を訪れる外国人を対象としたツアーガイドが行える資格です。講座を受講することで、資格を取得できます。この資格と併せて、国内旅程管理主任資格を取れば、添乗員や通訳ガイドとして働くこともできます。資格を取得すると、アジアインバウンド観光振興会の賛助会員である観光地や小売店、ホテルなど、インバウンドに関する仕事を紹介してもらえる可能性もあります。

JATAトラベル・カウンセラー制度

旅行の企画・販売業務に関する資格です。トラベル・コーディネータ、エリア・スペシャリスト、テーマ・スペシャリストの3種類がありますが、トラベル・コーディネータの新規資格認定の受付は、2022年度で終了します。旅行業のプロとして知識を持っていることを示す資格です。

インバウンド実務主任者認定試験

インバウンド業界の状況や動向、効果的なインバウンド対策の課題、集客方法や対応方法など、インバウンドビジネスに関わる知識を有していることを示せる資格です。この資格取得のために勉強すれば、インバウンドビジネスに携わりたいと思っている人なら知っておくべき知識が身に付きます。

【まとめ】

外国語が得意で人と話すことが好きならインバウンド業界で働いてみよう

コロナ禍の影響で落ち込んでしまったインバウンド需要ですが、日本の経済にとってなくてはならないインバウンド業界は、コロナが終息すれば再び大きく成長していくと予測されています。

 

外国語が得意で人と話すことが好きなら、ぜひ株式会社JTBコミュニケーションデザインで一緒に働きましょう。都内にある観光案内所スタッフや観光事務局スタッフとして、日本を訪れる外国人旅行客の旅のお手伝いをしてくれる方を募集しています。

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