自分たちが企画したものが形になり
それがやりがいに繋がる
自分たちが企画したものが形になり
それがやりがいに繋がる
現在は、副施設長と企画課の課長を兼任しています。企画課は、WEBサイトの運営と施設自体の広報業務でイベントを行ったりしています。様々なイベントの企画、WEBサイトの特集の企画など、提案内容を考えてそれをクライアントにプレゼンし、通していくという業務内容なので、割と資料作りをメインに、どう提案していくかなどを考えたりすることが主な業務です。
企画が通ったら、それに向けてプロジェクトを進めていきます。
自分たちが企画したものが形になることはとてもやりがいを感じます。
また、センターにお客様が沢山いらっしゃった時は、カウンター業務も手伝います。中国語が話せるので、中国人のお客様の対応を行うこともありますね。
前職の商社では、中国やフィリピン、海外のメーカーと交渉し、輸入する仕事をしていました。
7年間とても楽しかったのですが、結局お金が落ちるのが海外だなと考えるようになったんです。さらに、勤務した7年間の間に世の中でインバウンドに向けての意識が高まってきていました。
私の中でも、外から日本の消費者のために商品を入れるというより、
“日本のプロダクトを社会に発信して、日本をよりPRしていく仕事をしたい”と考えるようになりました。
そして、タイミング良く、ここが開設することになったので応募しました。
このセンターは地下にあります。最初は認知度が低く、海外からの観光客の方からも見つけられにくく、中々お客様が増えませんでした。これはとても悩みましたね。
どうしたらいいかスタッフみんなで考え、他の事業部とも話し合いを重ねました。
一番力になって頂いたのは、近隣のホテルの皆様です。スタッフで手分けをし、近隣のホテルに宣伝し、営業活動をして回ったんです。宿泊されるお客様にPRして頂き、ご協力頂いたお陰で、どんどん認知度が広がっていきました。とても有り難かったです。
去年3周年イベントを記念して、一階の広場で中央区内の相撲部屋にお声がけし、お相撲さんのミニ巡業と、ちゃんこの振る舞いイベントを開催しました。
Facebookや、WEBサイトでお知らせをしたり、チラシを配ったり、駅にポスターを貼っていただいたりして告知をしたんです。
結果、200人程のお客様が集まり、大盛況でした。とても楽しかったです!このイベントはとても達成感がありました。
また、日枝神社の山王祭が開催された際には、実際に御神輿を担がせていただくなど地域のイベントに参加させてもらえるのは、このセンターならでは。地域密着型の施設だなと感じます。
イベントを重ねるごとに、地域の方々との交流も増えていくので、それも魅力ですよね。
普段はセンターに、町会の方がお喋りに来てくださったりもすることもあるんです(笑)そういう触れ合いがとても楽しい!ここに来て良かったなと思います。
普段働く上で、海外のお客様と一番接しているのはカウンター業務のスタッフなので、今お客様が求めていることはどんな事なのか、彼女たちがやってみたい事は何か。意見を吸い上げて形にしていくことが多いです。
現場の意見を聞いて何が必要かを考える。これはとても大切なことです。
去年、ショップカードは捨てられる事が多いからどうしたらいいかと、みんなで話し合いました。そして、ポチ袋にしたら、きっと可愛くて持って帰ってくれるかもしれないと、お店のショップカードを、ポチ袋にしたんです。さらに、ARの機能をつけてアプリをダウンロードし、ポチ袋をスキャンしてもらうと、最終的にはフォトフレームになるという仕組みも考えました。まさに”記憶と記録にのこす”ポチ袋です。
これも、私の限られたアイディアでは実現することはできません。スタッフみんなが意見を出してくれて、それが形となった。その瞬間が、とても嬉しいです。
ここでは、着物の着付け体験ができるんです。
元々、私が着付けできることがきっかけでした。シティガイドの方が海外のお客様を連れてきてくださったり、口コミが広がって多い時では10名以上のお客様が来てくれたりする事もありました。観光客の皆様が喜んでくださる姿を見るのが、楽しみの一つですね。自分の趣味が具体化するのは、本当に面白いです。
観光案内所ですが案内業務だけではなく、ワークショップやイベントをやる際にはスタッフに意見を出してもらうので、自分のアイデイアが実現できる環境がここにはあります。様々なことに挑戦できるのが中央区観光情報センターの魅力です!
何より女子校みたいな雰囲気で楽しく働けますよ(笑)
地域と海外、日本の方と海外の方をつなげる架け橋になっていきたい。ここなら、それが実現できると思っています。
私の一番のミッションは、中央区の魅力をPRすることです。比較的、他のセンターよりお客様が少ないので、一人一人のお客様とお話できる時間が長いと思います。そういう所はこれからも大切にしていきたいです。
お客様がいつでも帰って来られる場所を作りたい。「去年来たけどまた来たよ」って言ってもらえるような、"日本の親戚のお家"のような案内所にしていきたいです!
また、オリンピックに向けて晴海に選手村ができるので、何かしらお仕事ができたらなと考えています。今後がとても楽しみですね。